寺田透の「正宗白鳥論」(1947年)

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書誌事項

タイトル別名
  • Toru Terada's "Hakucho Masamune"(1947)
  • テラダ トオル ノ マサムネ ハクチョウ ロン 1947ネン
  • 寺田透の「正宗白鳥論」(一九四七年)
  • 寺田透の正宗白鳥(1947年)

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抄録

寺田透(1915-1995)は文芸批評家で、同時にフランス文学者であった。彼は、小林秀雄(1902-1983)の後に現れた批評家であった。彼は小林の強い影響を受けている。この論文では、寺田が、正宗白鳥(1897-1962)の初期小説をどのように評価したかを扱う。寺田は、白鳥論を1947年に発表して、文芸評論家として出発した。この寺田による評論は、白鳥自身に認められた。寺田は、白鳥の初期小説の主人公たちが夢想家であると指摘した。本論文では、その寺田の主張が正しいかどうか、検討した。結論として、寺田の主張がおおむね正しいことが、分かった。

収録刊行物

  • 言語文化

    言語文化 11 (3), 309-347, 2009-01-20

    同志社大学言語文化学会

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