ハンナ=アーレント・身体・アフリカ : 思想を穿つ身体

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タイトル別名
  • Hannah=Arendt・Body・Africa : Body Wear in Thought
  • ハンナ アーレント シンタイ アフリカ : シソウ オ ウガツ シンタイ
  • ハンナ=アーレント・身体・アフリカ--思考を穿つ身体
  • ハンナ アーレント シンタイ アフリカ シコウ オ ウガツ シンタイ
  • ハンナアーレント身体アフリカ : 思想を穿つ身体

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抄録

ナチズムのユダヤ人迫害を逃れ、アメリカに渡り、生涯をアメリカで過ごしたハンナ・アーレントの思考は、社会的なものと政治的なものとを分け、後者の復権こそがナチズムのような社会現象を防ぐとみる。したがって、リトルロックの公立校での黒人・白人共学実施をめぐっての暴動のなかで、アーレントは教育という社会的な場に権力がはいって共学を実施しようとすると非難し、分離教育を主張した。しかし、その論理には第三の要素「身体」が大きく作用していたことを追う。

収録刊行物

  • 社会科学

    社会科学 (83), 127-151, 2009-02-28

    同志社大学人文科学研究所

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