書誌事項
- タイトル別名
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- Significance of the Temple in Paul
- パウロ ニオケル シンデン ノ イギ
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抄録
パウロの救済論を理解するとき、従来のような信仰義認を中心軸にした信仰と律法の対立的枠組みのみでなく、エルサレム神殿で営まれていた神殿祭儀との関連から新たに見直すべきであろう。当時のユダヤ教の救済システムの一つは、神殿祭儀であり、パウロはこれを回心後も尊重している。イエスの十字架死の意義を贖いの犠牲として見る彼の救済論の根底には、神殿で捧げられる祭儀があったことに注目すべきである。それはイエスの神殿理解とは相当に異なっている。
収録刊行物
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- 基督教研究
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基督教研究 69 (1), 1-14, 2007-06-30
基督教研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649843393024
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- NII論文ID
- 110007150576
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- NII書誌ID
- AN00063325
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- NDL書誌ID
- 8884319
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- ISSN
- 03873080
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可