市民の提訴に基づく初のフランス憲法院判決 : 憲法六一条の一の適用に関する組織法律制定から二〇一〇年五月二八日判決に至るまで

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タイトル別名
  • La première décision du Conseil constitutionnel français sur la saisine par les citoyens : Depuis l'établissement de la loi organique relative à l'application de l'article 61-1 de la Constitution jusqu'à la décision du 28 mai 2010
  • シミン ノ テイソ ニ モトズク ハツ ノ フランス ケンポウイン ハンケツ : ケンポウ 61ジョウ ノ イチ ノ テキヨウ ニ カンスル ソシキ ホウリツ セイテイ カラ ニセンジュウネン ゴガツ ニジュウハチニチ ハンケツ ニ イタル マデ
  • 市民の提訴に基づく初のフランス憲法院判決--憲法61条の1の適用に関する組織法律制定から2010.5.28判決に至るまで
  • シミン ノ テイソ ニ モトズク ハツ ノ フランス ケンポウイン ハンケツ ケンポウ 61ジョウ ノ 1 ノ テキヨウ ニ カンスル ソシキ ホウリツ セイテイ カラ 2010 5 28 ハンケツ ニ イタル マデ
  • シミン ノ テイソ ニ モトズク ハツ ノ フランス ケンポウイン ハンケツ : ケンポウ 61ジョウ ノ 1 ノ テキヨウ ニ カンスル ソシキ ホウリツ セイテイ カラ 2010ネン 5ガツ 28ニチ ハンケツ ニ イタル マデ

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抄録

本稿では、市民の提訴に基づく初めてのフランス憲法院判決に至るまでの手続的経緯を追って、紹介している。まず、憲法61条の1の適用に関する組織法律の規定を紹介し、市民によって申立てられる「合憲性の優先問題」がどのような過程を経て憲法院に付託されるのかについて明確にした。次に、初めて市民によって提訴された軍人年金差別に関する合憲性の優先問題について、コンセイユ・デタによる憲法院への移送判決を見ていき、最後に、憲法院による同問題に関する判決の内容を明らかにした。

収録刊行物

  • 同志社法學

    同志社法學 62 (4), 1397-1414, 2010-11-30

    同志社法學會

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