書誌事項
- タイトル別名
-
- Wireless steganography using a spectrum spreading technique
- スペクトル カクサン シンゴウ オ モチイタ ムセン ステガノグラフィ ホウシキ ノ ケントウ
この論文をさがす
抄録
近年、電波を用いた無線通信セキュリティ技術が発展している。本研究では、無線通信における通常の伝送信号に対して、通常では雑音のような自然現象と識別が困難になるような信号を埋め込んで送受信を行い、埋め込んだ信号における通信行為の秘匿を実現する。この技術は無線ステガノグラフィと呼ばれ、基本的な特性は研究されている。本稿では、カバー信号、秘匿信号ともにスペクトル拡散信号を用いた無線ステガノグラフィ方式を提案し、盗聴者による攻撃耐性を計算機シミュレーションで評価した。その結果により、信号間の電力比を決定し、ステゴ解析に対する耐性の定量的評価を行った。適切な電力比を設定することで、盗聴者に知られることなく、また正規局間で安定した通信を行うことができることを確認した。
収録刊行物
-
- 同志社大学理工学研究報告
-
同志社大学理工学研究報告 55 (2), 101-108, 2014-07-31
同志社大学理工学研究所
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390853649844260096
-
- NII論文ID
- 120005641504
- 110009821587
-
- NII書誌ID
- AN00165868
-
- NDL書誌ID
- 025758599
-
- ISSN
- 00368172
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可