市町村合併の効率性分析 : 京都府・滋賀県・兵庫県のケース

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タイトル別名
  • An efficiency analysis of the mergers of municipalities : the case of the Kyoto, Shiga, and Hyogo prefectures
  • シチョウソン ガッペイ ノ コウリツセイ ブンセキ : キョウトフ シガケン ヒョウゴケン ノ ケース
  • 市町村合併の効率性分析 : 京都府滋賀県兵庫県のケース

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説明

地方分権を促進するため行われた平成の大合併により、1999 年4 月1日には、3,229 あった市町村数は、2008 年4 月1 日において1,788 まで減少した。現在、平成の大合併は収束している。平成の大合併を総括する分析が出始めている。本稿は、京都府、滋賀県および兵庫県を対象に包絡分析法により効率性分析を試みた。DEAによる分析では、アウトプットとして人口、インプットとして投資的経費など5つの経費を用いている。分析の結果、BCCモデルによると合併により効率値を引き下げる傾向があること、自治体数が多い合併の場合、効率値がより低下する傾向があること、MIによる分析から合併しても必ずしも効率性が上がらないことなどが知見として得られた。

収録刊行物

  • 經濟學論叢

    經濟學論叢 64 (2), 355-380, 2012-09-20

    同志社大學經濟學會

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