「ヒターノ」から「ひとりの人間」へ : あるフラメンコ・ギタリストに対する表象についての一考察

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タイトル別名
  • De "un gitano" a "un hombre" : un estudio sobre la representación de un guitarrista flamenco
  • From 'a Gypsy' to 'a Man' : a study of the representation of a certain flamenco guitarist
  • ヒターノ カラ ヒトリ ノ ニンゲン エ : アル フラメンコ ギタリスト ニタイスル ヒョウショウ ニツイテノ イチコウサツ
  • ヒターノからひとりの人間へ : あるフラメンコギタリストに対する表象についての一考察

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抄録

本稿では、ニーニョ・ミゲル(Niño Miguel)というヒターノのギタリストを一例に、フラメンコ・ギターにおける「ヒターノ的な演奏(toque gitano)」などの人種化された表象について考察する。その過程で、フラメンコ・ギターにおける人種化された表象をめぐり、本稿では二つの問題について考察する。一つ目は、アンダーソンのいう二つの「系列性(seriality)」の概念と人種化された表象との関係についての問題である。二つ目は、人種化された表象と、音楽の聴取とその言説化との関係についての問題である。

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