デュルケムの行為論 : デュルケムにおける「意味」への視座

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  • Durkheim's theory of action : Durkheim's view on the 'meaning'
  • デュルケム ノ コウイロン : デュルケム ニオケル イミ エノ シザ
  • Durkheim's theory of action : Durkheim's view on the "meaning"
  • デュルケムの行為論 : デュルケムにおける意味への視座

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抄録

デュルケムの社会理論は、今日においても豊かな内容を失ってはいないが、社会的事実を「物として」考察するという彼の有名な方法論のテーゼのゆえに、これまでその現代的意義が必ずしも正当に評価されてきたとはいい難い。しかし、デュルケムの理論を詳細に検討すると、彼が社会的事象における「意味」の問題に固有の視角で接近しようとしていたことがわかる。この点で、デュルケムの理論は実証主義を越え、現代の社会学理論、とりわけ行為の理論に重要な示唆を与えるものということができる。

収録刊行物

  • 同志社法學

    同志社法學 64 (3), 791-820, 2012-09-20

    同志社法學會

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