Yamamoto Akihiro, The peace theories in postwar Japan : as liberal arts

Bibliographic Information

Other Title
  • 山本昭宏『教養としての戦後〈平和論〉』(イースト・プレス, 2016年)
  • ヤマモト アキヒロ『キョウヨウ トシテノ センゴ〈ヘイワロン〉』(イースト・プレス,2016ネン)
  • 書評 山本昭宏『教養としての戦後〈平和論〉』
  • ショヒョウ ヤマモトショウコウ 『 キョウヨウ ト シテ ノ センゴ 〈 ヘイワロン 〉 』
  • 山本昭宏教養としての戦後平和論イーストプレス2016年

Search this article

Description

1.本書の構成と内容。あいまいな「平和」の語がもった多様な意味について,戦後史を4つに時期区分し,多角的に検証していく。2.到達点。「平和」概念のあいまいさを明示し,保守主義の「平和」論を俎上に載せたこと。3.疑問点。一般読者に届く叙述に至っているか。人々の「生活保守主義」に迫るには,論壇は分析対象として妥当か。4.「平和」=「空虚」,という本書の前提について。「平和」を「空虚」だと感じている若年世代に,いかに対話や教養を求めるか。

Journal

  • 社会科学

    社会科学 47 (1), 137-144, 2017-05-31

    Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University

Keywords

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top