鶴見俊輔から「ひとびと」の社会学へ : 戦後日本の文化研究にむけて

書誌事項

タイトル別名
  • Shunsuke Tsurumi and sociology of the "people" : toward the study of postwar Japanese culture
  • ツルミ シュンスケ カラ ヒトビト ノ シャカイガク エ : センゴ ニホン ノ ブンカ ケンキュウ ニ ムケテ
  • 鶴見俊輔から「ひとびと」の社会学へ : 戦後日本の文化研究に向けて
  • 鶴見俊輔からひとびとの社会学へ : 戦後日本の文化研究にむけて

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説明

本論文は、戦後日本の市民社会における「ひとびと」の位相を、鶴見俊輔の「大衆」概念と関連させながらその意義について考察した。最初に、鶴見の『戦後日本の大衆文化史』の議論を中心に、「大衆」「市民」「ひとびと」という概念が鶴見の方法において連続したものとして捉えられていることを考察した。続いて、高度成長期から消費社会と言われる1980年代の議論から、鶴見と吉本隆明の文化論を比較し鶴見の方法の意義を考察した。

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