書誌事項
- タイトル別名
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- Can fixed exchange rate regime explain the massive capital flows to the EU banking systems before the global financial crisis?
- セカイ キンユウ キキ マエ ノ タイ EU ギンコウカン シホン フロー ト コテイ ソウバ コウカ
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説明
2008-09年の世界金融危機前の約5年間に世界的に膨張したクロスボーダー銀行与信の多くはEUの銀行部門に偏って流入した。本稿はBISのクロスボーダー銀行間債権データを用い、危機前の中期的なクロスボーダー銀行与信流入規模の決定因をクロスセクション分析によって検証した(サンプルは97ヵ国)。その結果、EUの大半が(通貨同盟も含め)固定相場制を採用していたことの統計的に有意な影響は確認できず、銀行が「EUに所在したこと」こそが重要であったことが確認された。
収録刊行物
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- 同志社商学
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同志社商学 70 (6), 1091-1109, 2019-03-15
同志社大学商学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649846200192
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- NII論文ID
- 120006626661
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- NII書誌ID
- AN00165609
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- NDL書誌ID
- 029615839
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- ISSN
- 03872858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可