Identity, organization and functioning of a French photonics cluster : the case of OPTX

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抄録

新たなスキルと知識を生み出す仕事は、専門家のみで遂行できない。知識、技術、または管理システムはどのように作動しているのだろうか?当該研究は、ある「技術空間」の観察を通じて、産業クラスター内に組み込まれた知識創造プロセスにおいて交互作用する色々なプレイヤ-に焦点を当てている。この論文は、フランス南部に位置するフォトニクス技術ベースのクラスターである「OPTX」という「競争力クラスター」の機能に関するモノグラフである。調査は、2017年から2018年にかけて、フィールドワークや個人面接などの定性的な方法で実施された。 OPTXクラスターは、企業、公立ラボ、高等教育機関およびイノベーションパートナーで構成される実践的共同体である。欧州トップクラスの競争力のあるクラスターの1つと見なされており、光学/フォトニクスおよび画像処理の分野における技術革新と新産業創出で重要な役割を果たしている。中小企業による研究開発を促進する「エコシステム」を構築するために、クラスターは戦略的なさまざまな分野(産学共同研究、特許、マーケティング等)で活動し、潜在的な成長市場を常に探索している。参加中小企業にとって、OPTXはフォトニクス産業の主要企業との共同開発、航空・宇宙産業や医療産業等との取引を拡大する為のインターフェースの役割を果たしていることが観察された。

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