ジョージ・ミュラーの来日をめぐる日本のキリスト教界の反応と社会福祉史への影響

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タイトル別名
  • George Müller, Japanese Christianity, and social welfare : a historical analysis of his footprints in Japan (1886-1887)
  • ジョージ ミュラー ノ ライニチ オ メグル ニホン ノ キリスト キョウカイ ノ ハンノウ ト シャカイ フクシシ エノ エイキョウ
  • ジョージミュラーの来日をめぐる日本のキリスト教界の反応と社会福祉史への影響

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抄録

本研究はイギリスの孤児院の創設者ジョージ・ミュラー研究の一貫であるが,本稿では,ミュラーの来日(1886~1887)をめぐる宣教の足跡を明らかにしたものである.それを通してミュラーという人物に当時の日本のキリスト教界がどのように反応し,また影響されたのかについて議論した.具体的には新栄教会など東京,横浜の諸教会のミュラーの受け入れに関する経緯,そして同志社でのミュラーの説教内容とその経緯と意義を明らかにした.この説教内容は1889年に新島襄が序文を書き小冊子『ジョージ・ミューラル氏小伝幷演説 信仰の生涯』として発行されたが,それが山室軍平らの社会事業家へ強い影響を与えることになる.これらの事実を残された史資料に基づいて明らかにした.

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