カンボジアにおける仏教と人権の架橋作業 : 民主主義に関する権利を中心に

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タイトル別名
  • カンボジア ニ オケル ブッキョウ ト ジンケン ノ カキョウ サギョウ ミンシュ シュギ ニ カンスル ケンリ オ チュウシン ニ
  • カンボジア ニオケル ブッキョウ ト ジンケン ノ カケハシ サギョウ ミンシュ シュギ ニ カンスル ケンリ オ チュウシン ニ

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抄録

I. はじめに : 1948年12月10日、第3回国連総会で「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」(前文)と謳う世界人権宣言が一国の反対もなく採択されたが、その制定過程で議案に反発したソ連や東欧諸国、イスラム国家のサウジアラビア等は棄権票を投じた。その後、東西のイデオロギーによって国際関係が色分けされたこともあり、人権が国際社会において大きな話題となることは少なかった。しかし、冷戦崩壊後に地域・国内紛争が多発し、その対応をめぐる議論のなかで人権がにわかに脚光を浴び国連や国家において正統性を持ち始めた。……

収録刊行物

  • 人権問題研究

    人権問題研究 6 67-91, 2006-03

    大阪市立大学人権問題研究会

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