一条鞭法と地丁銀との間

書誌事項

タイトル別名
  • Some Aspects in the Studies of the Reform of Corvee duiring the Ming to Early Ching Period
  • イチジョウ ベンポウ ト チテイギン トノ アイダ
  • イチジョウ ベンホウ ト チ チョウギン ト ノ アイダ

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説明

1 明代における賦役制度の研究、とくに中期以後の一条鞭法を中心とする賦役改革の研究は、いわゆる「資本主義の崩芽」問題として包括される、農村手工業、ないし農村における商品生産の展開に関する研究が、学問的には明確な結論をみない膠着状態のまま、問題観そのものの推移によって、いわばムード的に退潮してしまったあと、明代史研究者の共通の関心を惹きつけている、殆んど唯一の領域であるようにみえる。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 18 (3), 155-168, 1967

    大阪市立大学文学会

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