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タイトル別名
  • Some Remarks on Wrinting
  • ブンショウ ト ダンラク

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説明

文法の単位 : 国語の文法論的単位として、文章、段落、文、句(文節)、単語と、五種の単位を措定する。最大の単位が文章で、最小の単位が単語である。国語の単位には、そのほか、接頭語や接尾語などの接辞だとか、単語構成の単位として認定される語素だとか、あるいは、音節だとか単音だとかを、指摘しえよう。しかし、それらは、文法論的単位ではない。これら文法論的単位のなかで、文章と文と単語とが、基本的単位である。そして、段落と句(文節)とは、基本的単位を相互に連絡するところの、補助的単位となる。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 17 (2), 173-204, 1966

    大阪市立大学文学会

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