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- 安達 亜紀
- 武蔵大学, 産業能率大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Development of Environmental Policy in the European Union and the Trend in Recent Years
- EU ニオケル カンキョウ セイサク ノ ハッテン ト キンネン ノ ドウコウ
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説明
1. はじめに : 欧州連合(EU)の前身である欧州経済共同体(EEC)が設立された当時, 環境政策はその政策領域には含まれず, EECと欧州原子力共同体(EAECもしくはEuratom)を設立するローマ条約(1958年発効)では, 環境政策への直接的な言及はなされていなかった。しかし, 基本条約における明確な法的基盤がない中で, その環境政策は「隠密のうちに」(by stealth)発展し[Weale 2002; 臼井 2013: 20], 1987年発効の単一欧州議定書(Single European Act)によって, その法的根拠が基本条約に明記された。さらに1990年代以降, EUは米国に代わってグローバルな環境政策をリードする存在となり, 地球規模での環境汚染が深刻化する中, その先進的な環境政策は「国際協力のサクセス・ストーリー」ともいわれるようになった[Hey et al. 2006: 5]。……
収録刊行物
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- 経済学雑誌
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経済学雑誌 119 (1), 25-40, 2018-12
大阪市立大学経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649851062912
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- NII論文ID
- 120006537506
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- NII書誌ID
- AN00070116
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- ISSN
- 04516281
- 24346063
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- NDL書誌ID
- 029330010
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可