大阪市での震災時のがれき発生量の推定の試み

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  • オオサカシ デノ シンサイジ ノ ガレキ ハッセイリョウ ノ スイテイ ノ ココロミ

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抄録

大阪市内に存在する建物のストック重量と上町断層帯地震時の建物由来のがれきの発生量を推定した. 建築物の構造・床面積・建設年代の情報と, 床面積当たりの資材投入量データを用いて算出した建築物ストック量は, 大阪市全体で約1.6億トンであり, 多い行政区では1㎡あたり2.7tを示した. また地域ごとの推定震度と, 過去の地震による建物の倒壊率から推定すると, 大阪市全体で1,000~3,100万トンの建物由来のがれきが発生する可能性があると推定された.

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