応用化学科110 名の導入教育 : ファンダメンタル・コースワークと初年次セミナー

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タイトル別名
  • Introductory Education for 110 First Year Undergraduate Students in Department of Chemical Science and Engineering: Fundamental Courseworks and First Year Seminar
  • オウヨウ カガクカ 110メイ ノ ドウニュウ キョウイク : ファンダメンタル ・ コースワーク ト ハツ ネンジ セミナー

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抄録

2014(平成26)年から神戸大学工学部応用化学科において現在全学において行われている初年次セミナーの前身である導入教育科目「ファンダメンタル・コースワーク」を開講した。著者は当初から本科目を、また2016 年度から初年次セミナーを担当した。応用化学科では毎年100 名余の新入学生を受け入れており、本学学生としての学修の動機付けと学科としての一体感を醸成するために、毎年4 月の金曜日に終日「初年次セミナー」を開講している。その間、小グループに別れて自己紹介やグループ学習を行うようにしているが、大教室で行うことにより出来る限り学生相互のコミュニケーションを取りやすい形式にしている。また、他部局・機関への理解を促す目的で社会科学系キャンパスにおける図書館・講堂等の施設の見学や活用方法も紹介し、本学学生としてのアイデンティティの醸成に一助となる授業を行っており、一定の成果を上げている。本稿においては、応用化学科において行ったカリキュラム改訂に関する経緯と概要について導入教育を中心に述べるとともに、導入教育としての「初年次セミナー」の授業の実践の経緯について紹介する。

収録刊行物

  • 大學教育研究

    大學教育研究 26 159-172, 2018-03

    神戸大学大学教育推進機構

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