「キッコーマン醤油卓上瓶は如何にデザインされたのか」 : 日本の近代デザイン黎明期に活きた,プロダクト・デザイナー曽根 靖史 氏に聴く

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  • キッコーマン ショウユ タクジョウビン ワ イカニ デザイン サレタ ノ カ : ニホン ノ キンダイ デザインレイメイキ ニ イキタ,プロダクト ・ デザイナー ソネセイシ シ ニ キク

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新制大学創立70周年記念特集号

半世紀以上にもわたり , 社会の価値変容と消費者の趣向の移ろいのなかにおいて ,ひとびとのこころを捉え愛され続けてきた『 キッコーマン醤油卓上瓶 』。( 写真 1.) そしてその造形をいささかも変えることなく活き続けてきた所為を , 本稿においては製作デザイナーのひとりである曽根靖史氏へのインタヴューを基柱とし ,ハードソフト両面から , またバウハウスとGKデザインからの影響と関係性より ,さらにはその礎であるバウハウス教育とその教育者の思想より読み解いた。その試みが , 「デザイン」という方法論に必要な「機能」そして「美学」を想起させ , 醤油卓上瓶のデザイン解明へと導くこととなる。

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