開発途上地域における環境NGO 職員の自然環境保全をテーマとした事業計画づくりの課題と方向性に関する考察 ~オンライン上でのPCM 手法を活用したバングラデシュでの事例調査から

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  • カイハツ トジョウ チイキ ニ オケル カンキョウ NGO ショクイン ノ シゼン カンキョウ ホゼン オ テーマ ト シタ ジギョウ ケイカクズクリ ノ カダイ ト ホウコウセイ ニ カンスル コウサツ : オンライン ジョウ デ ノ PCM シュホウ オ カツヨウ シタ バングラデシュ デ ノ ジレイ チョウサ カラ

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P(論文)

本研究は、開発途上地域での経済発展が進む中、地域住民レベルにおける環境NGO が果たす役割の重要性を認識した上で、バングラデシュ・クルナ市で活動するNGO 職員の自然環境保全をテーマとした事業計画づくりの課題の抽出とニーズの把握から、今後の方向性を考察することを目的として実施した。調査方法はオンラインツールを活用して、プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)手法の講義を実施し、PCM 手法を活用した問題分析の系図を作成するワークショップの開催と振返りシートへの記入により考察した。その結果、BEDS 職員の自然環境保全に関する専門性の欠如、事業計画づくりの関心度の低さや分析能力の不十分さ、PCM 手法の知識や活用方法の認識の不足が明らかとなった。今後は、事業計画づくりの能力を向上させていくため、現場での実用性に焦点を当てた体験型研修会の開催、組織内部での技能移転の仕組みづくりや外部の専門家とのネットワークを構築していくことが求められる。

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