老年看護学における新しい授業形態のあり方 -対面授業と非対面授業のルーブリック評価による比較検討-

書誌事項

タイトル別名
  • New way of tuition of gerontological nursing -Comparison of rubric evaluations of face-to-face lessons and non-face-to-face lessons-
  • ロウネン カンゴガク ニ オケル アタラシイ ジュギョウ ケイタイ ノ アリカタ : タイメン ジュギョウ ト ヒタイメン ジュギョウ ノ ルーブリック ヒョウカ ニ ヨル ヒカク ケントウ

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抄録

本研究は、ルーブリック評価入力により学習到達度の可視化を行い、学生の主体的自己評価により、実施された教授方法についてリクレクションを行い、2年間の学習到達度を比較検討した内容である。2020年度は、COVID-19の感染予防対策により非対面授業に変更したことが、対面授業であった2019年度の教授方法と大きな相違点である。その結果、講義のみの科目である老年看護学対象論は、対面授業より非対面授業の方が「達成」「高度達成」の回答は高値であったが、演習科目であるグループワークが中心である老年看護学援助論Ⅱにおいては、対面授業より非対面授業の方が、「達成」は高値であったが、同時に「未達成」も高値を示していたことが明らかになった。そして、今後は対面授業において繰り返し反復学習できる点などの非対面授業のの利点は残しつつ、さらなる教授方法の工夫を行うことの示唆を得た。

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