沖縄戦で犠牲となった朝鮮人の慰霊碑(塔)・追悼碑に関する研究ノート

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タイトル別名
  • A Research Note on the Monuments for Korean Victims during the Battle of Okinawa
  • オキナワセン デ ギセイ ト ナッタ チョウセンジン ノ イレイヒ(トウ)・ ツイトウヒ ニ カンスル ケンキュウ ノート

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抄録

本稿は、沖縄戦で犠牲となった朝鮮人の慰霊碑(塔)・追悼碑についての調査と考察をまとめた研究ノートである。沖縄県には現在、本島をはじめ慶良間、久米島、宮古、八重山などに、沖縄戦で犠牲となった朝鮮人軍夫や日本軍「慰安婦」犠牲者の戦争被害の実態を記憶するための追悼碑が建立されている。これらの慰霊碑(塔)・追悼碑のある本島の摩文仁、宜野湾、読谷村の3カ所と、渡嘉敷島の2カ所、久米島、宮古島、石垣島の3カ所を巡り、慰霊碑(塔)・追悼碑の撮影、所在地と設置日、設置者の確認などの基本調査を行った。また、慰霊碑(塔)・追悼碑が建立された背景、沿革などについて文献・新聞などの関係資料と現地でのインタビューなどを照合しつつ構成し、慰霊碑(塔)・追悼碑の建立主体とその年代の特徴を探ることで、沖縄戦で犠牲となった朝鮮人がどの様に慰霊・追悼されているのかその性格について考察した。

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