近代ロシア農村社会におけるゼムストヴォ火災保険(1852~1918年) : モスクワ県を中心として

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  • キンダイ ロシア ノウソン シャカイ ニ オケル ゼムストヴォ カサイ ホケン (1852~1918ネン) : モスクワケン オ チュウシン ト シテ

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ゼムストヴォの火災保険事業は, 農民経営の保護を目的とする公益事業より収益性の追求とゼムストヴォ一般事業のための資金確保に重点を置いていたが, 20世紀初頭の出火件数の爆発的な増加にもかかわらず, かなりの成功を収めていた。1917年革命期には, 納入がほとんど途絶えていたゼムストヴォ税とは違って, 農民側からの保険料の納入は続き, ゼムストヴォ火災保険の準備金はゼムストヴォ一般事業の継続を支える財源となっていた。

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