非国際的武力紛争における抑留権限

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  • Detention authority in non-international armed conflict
  • ヒコクサイテキ ブリョク フンソウ ニオケル ヨクリュウ ケンゲン

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抄録

国際人道法が非国際的武力紛争における抑留の正当化根拠となる権限付与の性質を含むかという問題は、2014年のSerdar Mohammed v. Ministry of Defence事件英国高等法院判決において取り扱われて以降、議論されている。本稿は、既存の枠組みにおいて明示的抑留権限が存在しない一方で、黙示的抑留権限に依拠することの困難性を明らかにし、今日適用可能な解決手段として特別合意の締結とガイドラインの策定を提示した。

収録刊行物

  • 同志社法學

    同志社法學 73 (5), 981-1014, 2021-11-30

    同志社法學會

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