「みんなの意見」から物語を生成できるか : ソーシャルリスニングによる物語生成の可能性について

書誌事項

タイトル別名
  • Can a story be generated from "the wisdom of crowds"? : Study on the possibility of story generation by social listening

説明

FERRIS University

Sophia University

会議名: 言語資源活用ワークショップ2021, 開催地: オンライン, 会期: 2021年9月13日-14日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター

SNS上の投稿を、人々がその対象に対して抱く感情的な側面(サイコグラフィック変数)の表出と考え、それらを収集、分析するソーシャルリスニング手法は、マーケティング調査の重要な手段である。本研究では、ソーシャルリスニングを通した、特定のサービスや商品などに関する、物語性を持ったコンテンツ生成の可能性を検証する。物語を用いた情報伝達には、受け手側の認知や共感を高めるといった効果がある。しかし対象からどういう物語を生成、記述するかといったことに関しては、人間の感性、創造性に依存する部分があり、自動化、一般化することは難しい。そのため物語生成は、AI研究の応用としても、研究がなされている。本研究では、特定の対象に関する、SNS(Twitter)での表現に着目する。人々のサイコグラフィック変数を集約、分析することで、多くの人々による、対象に纏わる物語性が出現するのではないだろうか。こうした仮説に基づき、特定の対象についての、Twitter上での発信の語彙分析を行い、物語記述のための静的構造(時間、場所、行動主体、行動客体)の抽出と、物語を生成する可能性について、試行し検証する。これにより、特にコンテンツマーケティングへの貢献を目指すものである。

source:https://ccd.ninjal.ac.jp/lrw2021.html

identifier:フェリス女学院大学

identifier:上智大学

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ