内臓逆位患者に対する経皮内視鏡的胃瘻造設術の1例

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  • A CASE OF PERCUTANEOUS ENDOSCOPIC GASTROSTOMY IN A PATIENT WITH VISCERAL INVERSION

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抄録

<p>症例は66歳男性.脳梗塞と頸椎損傷から左片麻痺となり,誤嚥性肺炎を繰り返した.経口摂取不可能と診断され,当院に胃瘻造設目的で入院となった.入院時の胸部レントゲン,腹部CTにて完全内臓逆位症と診断し,経皮内視鏡的胃瘻造設術を施行した.その後特に合併症なく,問題なく胃瘻も使用可能となり,転院調整が整った術後27日目に無事転院となった.</p><p>完全内臓逆位患者は比較的稀であり,同患者に対する経皮内視鏡的胃瘻造設術は体位や胃内操作の手技が確立されていないため,報告した.</p>

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