模擬患者参加型研修から歯科衛生士は何を学び, 臨床現場でどう活かしたか

書誌事項

タイトル別名
  • What Dental Hygienists Learned through Training with Simulated Patient and How They Applied it in Practice?
  • モギ カンジャ サンカガタ ケンシュウ カラ シカ エイセイシ ワ ナニ オ マナビ,リンショウ ゲンバ デ ドウ イカシタ カ

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説明

<p>目的 : 歯科衛生士が模擬患者参加型のコミュニケーション研修を通して何を学び, その後実践でどのように活かされたかを検証する. 方法 : 参加者21名に対して, 研修前の医療コミュニケーションの認識と研修直後の学び, およびその後の臨床実践に関する自由記述式質問紙調査を行った. 結果 : 歯科衛生士は【患者の否定的反応と医療実践への不安】から臨床現場でのコミュニケーションに困難を感じたが, 研修後は【医療人としての在り方の考察】や【自らのコミュニケーションスタイルの自覚】を通して, 最終的に【患者の状況を踏まえたコミュニケーションの実践】ができた. 考察 : 本研修は参加者の批判的省察を促し, その学びは診療現場で実践された.</p>

収録刊行物

  • 医学教育

    医学教育 52 (4), 319-324, 2021-08-25

    日本医学教育学会

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