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- 宇佐美 真一
- 信州大学名誉教授 信州大学医学部人工聴覚器学講座特任教授
書誌事項
- タイトル別名
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- 人工内耳 : 適応基準改定と最適なデバイス選択 : 第122回日本耳鼻咽喉科学会総会学術セミナー
- ジンコウ ナイジ : テキオウ キジュン カイテイ ト サイテキ ナ デバイス センタク : ダイ122カイ ニホン ジビ インコウ カガクカイ ソウカイ ガクジュツ セミナー
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説明
<p> 2017年に成人人工内耳の適応聴力が「平均 70dB 以上」に改定された. この適応基準の拡大に伴い, 通常の人工内耳と残存聴力活用型人工内耳 (EAS: electric acoustic stimulation) の適応基準聴力が重複することになり, 人工内耳手術の電極やプロセッサーの選択に迷う場面が多くなった. 患者の難聴は進行性であることが多いため, 実際には2つの適応基準の線引きは困難である. 本稿では適応は連続的であり, シームレス化の考えが必要になって来たことを患者から得られたエビデンスをもとに紹介する. 選択肢が豊富になった現在, 手術時の聴力のみで適応や電極を決定するのではなく, 進行性や将来的な聴力を予測した上でその患者にとって最適なデバイスや電極を選択するのが望ましい.</p>
収録刊行物
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- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報
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日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 (1), 12-17, 2022-01-20
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853879739863552
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- NII論文ID
- 130008150772
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- NII書誌ID
- AA1292408X
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- ISSN
- 24365866
- 24365793
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- NDL書誌ID
- 031968101
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可