書誌事項
- タイトル別名
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- Aviation Safety Risk Management -Study on Safety Performance Target-
- コウクウ アンゼン リスクマネジメント : アンゼン スウチ モクヒョウ ニ カンスル イチ コウサツ
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抄録
世界的に世界的にみて民間航空分野における事故発生率は,近年において下げ止まり傾向にある.そのような状況や今後の航空機の発着回数の増加を鑑み,国際民間航空機関(ICAO)では,これまで以上の安全性向上を図るため締約国に対し「State Safety Programme (SSP)」を導入することを国際標準としている.本稿では,特に同プログラム中の安全指標の評価に着目し,我が国の「航空安全プログラム(SSP)」の取り組みを紹介するとともに,海外における動向についても簡単に整理する.さらに,現行の航空安全指標の評価に対し,より適切な安全評価基準の一助となることを目的として,国の安全指標別の航空事故および重大インシデントの傾向を分析する.またポアソン分布に基づく事故発生の偶然変動を考慮した航空事故リスク信頼区間の推定結果について報告する.その結果,信頼区間を設定することで,事故発生の偶然変動による見せかけ上の高い危険率に基づく判断の誤りを防止し得る可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 日本信頼性学会誌 信頼性
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日本信頼性学会誌 信頼性 41 (3), 156-163, 2019
日本信頼性学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853908042788224
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- NII論文ID
- 130008154361
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- NII書誌ID
- AN10540883
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- ISSN
- 24242543
- 09192697
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- NDL書誌ID
- 029781048
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可