書誌事項
- タイトル別名
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- IMPROVEMENT OF THE PLUVIAL INUNDAITON ANALYSIS MODEL IN KASUGAI CITY AND ITS TRIAL UTILIZATION
説明
<p> 近年,局地的大雨による内水被害が多発しており,詳細な内水氾濫の発生メカニズムと対策の検討が進められている.著者らは,これまで,愛知県春日井市の下水道内(マンホール)に水位計を設置し降雨と下水道内水位の関係を考察し,併せて,数値解析を用いた検討を行ってきた.本研究では,数値解析の精度向上のため側溝や取り付け管などの効果を簡易なモデルで表現し,観測結果との比較からモデル化の妥当性を示した.さらに,中部電力株式会社のスマートメータ活用の事例から下水道内水位計測の普及の見通しを示した後で,下水道内水位計測の効果を数値解析結果を活用して示した.本研究により,下水道内水位が上昇した後で地上の浸水が現れる箇所では下水道内水位計測の活用が見込め,ここでは30分程度のリードタイムを得た.より長い時間の予測のためには降雨予測が重要であることも示した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_529-I_534, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390854064975248768
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- NII論文ID
- 130008160157
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可