UAV写真測量に基づく水面下を含めた効率的な河道形状モニタリング手法の検討

書誌事項

タイトル別名
  • EXAMINATION OF THE RIVER GEOMORPHOLOGY MONITORING METHOD BASED ON THE UAV PHOTOGRAMMETRY

抄録

<p> 本研究は,UAV写真測量を用いて河道内の地形変化をモニタリングする手法を開発することを目的として,山口県の一級河川である佐波川の9.6kpから10.8kpの範囲を対象にUAV写真測量に基づく地形変化のモニタリングと,ALBの測量成果やRTK搭載UAVによる測量成果との比較を行った.その結果,河道内のモニタリングにUAV写真測量を用いることによって短期間での砂州の変化の様子や,河道内の河床変動の様子を面的に把握でき,河床変動量や土砂収支などを定量的に把握できることが示された.また,UAV写真測量の測量成果はALBによって得られた成果と大きな差異は無く,水面下の測量にも適用可能であることが明らかとなった.また,本手法はRTK搭載UAVを使用することで,RTK非搭載UAVと同等の精度を確保しつつ大幅な測量時間の短縮を期待できることが示唆された.</p>

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ