確率的発生源同定におけるセンサー配置の最適化: 随伴濃度エントロピーに基づく手法の提案と市街地モデルへの適用

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タイトル別名
  • Sensor configuration optimization for statistical source estimation: method based on the entropy of adjoint equations and its application to building group model
  • カクリツテキ ハッセイ ゲン ドウテイ ニ オケル センサー ハイチ ノ サイテキカ : ズイハン ノウド エントロピー ニ モトズク シュホウ ノ テイアン ト シガイチ モデル エ ノ テキヨウ

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抄録

<p>本研究は,確率的発生源同定における目標関数と焼きなまし法を組み合わせたセンサー配置の最適化手法を提案した.同手法の目標関数は,随伴濃度のエントロピーに基づき各センサー配置が計測できる情報量を評価するものである.同手法の有用性を検討するため,市街地モデルにおいて最適な配置を求めた.そして,得た最適な配置を用いて25 個の未知発生源を推定し,その結果を均一配置とランダム配置の同定結果と比較した.結果としては,センサー配置の推定性能はその目標関数の値に比例した.最適な配置はより多い情報量を計測できるため,最も高い推定精度を実現した.</p>

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 74 (1), 65-71, 2022-02-01

    東京大学生産技術研究所

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