語りえない体験をいかに語るか : ジョルジュ・バタイユのヘーゲルへの回帰を手掛かりにして
書誌事項
- タイトル別名
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- How to Tell the Untellable Experience : Georges Bataille’s Return to Hegel
- カタリ エナイ タイケン ヲ イカニ カタルカ ジョルジュ バタイユ ノ ヘーゲル ヘノ カイキ ヲ テガカリ ニ シテ
説明
論文
本稿で試みられるのは、語りえない体験をいかに語るのかという問いをめぐるジョルジュ・バタイユの思考を考察することである。この問いは主著の『内的体験』から「実存主義から経済の優位性へ」という論文までを貫くバタイユの重要な問題意識の一つであるが、今までの議論は後者の論文に関する考察にとどまっており、「ヘーゲル、死と供犠」という論文の中で、バタイユがヘーゲルとの対決によってこの問いに応えた思索の過程が十分に検討されてこなかった。したがって、本稿はバタイユのヘーゲル読解を考察し、バタイユがいかにヘーゲルとの緊張関係において、語りえない体験を語るための方法を案出したのかについて論じる。
収録刊行物
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- 共生学ジャーナル
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共生学ジャーナル 6 199-218, 2022-03
大阪大学大学院人間科学研究科『共⽣学ジャーナル』編集委員会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390854717580258816
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- DOI
- 10.18910/86432
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- ISSN
- 24326755
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- HANDLE
- 11094/86432
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB