Background of the Development of CLIL in Finland and Its Current Issues : Focusing on Pedagogical, Institutional, and Social Factors behind the Development

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  • フィンランドにおける CLIL の発展・拡大の背景と課題 : 発展・拡大に寄与した教育的・制度的・社会的要因に焦点を当てて
  • フィランド ニオケル CLIL ノ ハッテン カクダイ ノ ハイケイ ト カダイ ハッテン カクダイ ニ キヨシタ キョウイクテキ セイドテキ シャカイテキ ヨウイン ニ ショウテン オ アテテ
  • フィンランド ニ オケル CLIL ノ ハッテン ・ カクダイ ノ ハイケイ ト カダイ : ハッテン ・ カクダイ ニ キヨ シタ キョウイクテキ ・ セイドテキ ・ シャカイテキ ヨウイン ニ ショウテン オ アテテ

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Abstract

現在、日本のみならず世界的な規模で CLIL への関心が高まっている。1990年代半ばにヨーロッパで生まれた新しい教育的試みであり、正式には Content and Language Integrated Learning、日本語では「内容言語統合型学習」と呼ばれている。現在、CLIL には多様な形態が認められているが、本来は学校で習う教科を通常の教授言語(通常学習者の母語)ではなく、外国語で学習する方法と考えられている。本論では、CLIL 先進国と見なされているフィンランドの CLIL に注目する。小規模な実験的試みから出発して、その後着実に発展・拡大を見せてきた背景を、発展・拡大に寄与した教育的・制度的・社会的要因に焦点を当てて分析する。加えて、CLIL 隆盛の中で、当初想定されていなかった今日的課題も明らかにする。

Journal

  • 研究論集

    研究論集 115 119-136, 2022-03

    Kansai Gaidai University

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