Multivariate Rank Correlation Coefficient

Bibliographic Information

Other Title
  • 多変数順位相関係数

Search this article

Description

現在の順位相関係数は2変量に限定されており、2次のクロス表分析手法にとどまっている。社会調査のデータ分析において、個人の選好や賛成・反対の程度などは本来離散変数であるにもかかわらず、これらを連続変数として扱い多重回帰分析などの手法を用いるのは、離散変数を用いた多変量解析の手法が不十分だからである。この問題を解決するために、離散変数を用いた「多変数順位相関係数」(MRCC:Multivariate Rank Correlation Coefficient)を構築する。具体的には、クロス表を用いるのではなく、調査データを各行が回答者、各列が変数に対応する行列として表し、2つの行、つまり、2人の回答者のデータ対の集合を考える。2つの行の対応する座標の大小関係に応じて、この集合を部分集合の直和に分解し、各部分集合の要素数を用いて係数を構築する。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390854717629445632
  • NII Book ID
    AA11519621
  • DOI
    10.15017/4755916
  • HANDLE
    2324/4755916
  • ISSN
    13462717
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Data Source
    • JaLC
    • IRDB
  • Abstract License Flag
    Allowed

Report a problem

Back to top