「国際交流基金日本語基礎テスト」の開発-生活場面でのコミュニケーションに必要な言語能力(A2レベル)を判定するCBT-

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  • Development of the Japan Foundation Test for Basic Japanese : Computer-Based Testing (CBT) to Measure A2 Level Japanese Language Proficiency Required for Life in Japan

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抄録

国際交流基金日本語基礎テストは、主として就労のために来日する外国人が遭遇する生活場面でのコミュニケーションに必要な言語能力を測定し、「ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力」としてA2レベルの一定程度の能力水準に達しているかどうかを判定することを目的とし、開発した。CEFR およびJF 日本語教育スタンダードの考えに基づき、日本での生活場面に絞ったCan-do を元に真正性のある問題を作成することで、高い信頼性と妥当性を備えたテストを実現した。また、CBT方式により、頻回受験、即時結果通知、漏洩防止などを備えるとともに、馴染みのない受験者への対応を工夫することで、テストの円滑実施を実現した。

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