書誌事項
- タイトル別名
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- The usage and writing style of adverb "hitoheni"
- フクシ ヒトエニ ノ ヨウホウ ト ブンタイ
- フクシ 「 ヒトヘニ 」 ノ ヨウホウ ト ブンタイ
- 副詞ヒトヘニの用法と文体
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抄録
本稿では、築島裕が和文語として扱う副詞「ヒトヘニ」を取り上げ、『角川古語辞典』に従い、その用法を「もっぱらその行為に徹する様」「もっぱらその状態である様」「事の原因や目的はもっぱらそれによっている様」という三つに分けて、訓点資料、和文、和漢混淆文の用法を考察した。結果として、「ヒトへニ」は『源氏物語』に比較的に多く見られるが、漢文訓読によって生じて、和文や和漢混淆文で広く用いられた語である。
収録刊行物
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- 同志社国文学
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同志社国文学 (94), 67-81, 2021-03-20
同志社大学国文学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390854717722200064
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- NII論文ID
- 40022537167
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- NII書誌ID
- AN00165595
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- NDL書誌ID
- 031384733
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- ISSN
- 03898717
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可