書誌事項
- タイトル別名
-
- Characterization of six populations of Myanmar indigenous chickens by body measurement traits
この論文をさがす
抄録
本研究は、ミャンマー在来鶏の肉用鶏4集団と闘鶏用2集団との表現型の特徴づけを行うために実施した。合計 114 羽の成鶏(雄52 羽、雌62 羽)の7種類の体尺測定形質を測定した。得られた測定値は、分散分析(ANOVA)、 相互の相関係数の分析を行った。ANOVA の結果、すべての体尺測定形質において、性と個体群の要因が高度に有意 であった(p < 0.05)。性別では雄が雌よりも大きかった。6つの品種・集団の中では、ヤンゴン地域の在来種鶏が最 も体格が大きかったが、すねの長さは最も短かった。異なる地域で採取された2種類の闘鶏集団の間には、いくつ かの形質で有意差が得られた。すべての身体測定形質間の相関係数は0.24 から0.80 の範囲で有意であった(p < 0.01)。 体重と他の形質との相関が最も高かったのは、体高とつま先から背中までの長さであった。本研究で得られた知見は、 ミャンマー在来鶏に対する理解を深めることに貢献できる。しかしながら、今後、これらの集団を同じ管理下に置き、 結果を再評価する必要があると考えられる。
収録刊行物
-
- 動物遺伝育種研究
-
動物遺伝育種研究 50 (1), 11-18, 2022
日本動物遺伝育種学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390854717722329728
-
- NII書誌ID
- AA11636975
-
- ISSN
- 18843883
- 13459961
-
- NDL書誌ID
- 032008163
-
- 本文言語コード
- en
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可