吸水調整材の塗布量がポリマーセメントモルタル被覆コンクリートにおける接着強さ性状および中性化抵抗性に及ぼす影響

  • 田中 拓弥
    日本大学 大学院工学研究科建築学専攻(〒963-8642福島県郡山市田村町徳定字中河原1)
  • 齋藤 俊克
    日本大学 工学部建築学科(〒963-8642福島県郡山市田村町徳定字中河原1)
  • 出村 克宣
    日本大学 工学部(〒963-8642福島県郡山市田村町徳定字中河原1)
  • 掛川 勝
    太平洋マテリアル株式会社 機能性材料営業部(〒114-0014東京都北区田端六丁目1番1号)

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF APPLICATION QUANTITY OF WATER-ABSORPTION-CONTROLLING MATERIAL ON ADHESIVE STRENGTH PROPERTIES AND CARBONATION RESISTANCE OF POLYMER-MODIFIED MORTAR COATED CONCRETES

抄録

<p>本研究では、基材コンクリートに吸水調整材を塗布して作製したポリマーセメントモルタル被覆コンクリートにおけるポリマーセメントモルタル(PCM)の接着強さおよび基材コンクリートの中性化抵抗性に及ぼす吸水調整材の塗布量の影響について検討している。その結果、PCM被覆コンクリートにおいて、基材コンクリートに対する吸水調整材の塗布により、PCMの接着強さおよび基材コンクリートの中性化抵抗性が改善され、それらの改善効果は吸水調整材の塗布量(固形分量)の増加に伴い向上する。また、PCM被覆コンクリートにおいては、被覆PCMの中性化後においても、PCM相はCO2の透過抑制効果を有し、吸水調整材塗布との相乗効果が発揮される。</p>

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