発育期サッカー選手における股関節周囲筋の柔軟性低下と有痛性腰椎分離症との関連性について

  • 大嶺 俊充
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション課 関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科
  • 瀧上 順誠
    運動器ケアしまだ病院整形外科
  • 藤原 和喜
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション課
  • 山口 真耶
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション課
  • 矢部 和樹
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション課 大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科
  • 勝田 紘史
    運動器ケアしまだ病院整形外科

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between Decreased Hip Muscle Flexibility and Symptomatic Lumbar Spondylolysis in Early or Middle Adolescent Soccer Players

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説明

<p>本研究の目的は,有痛性腰椎分離症を持つ発育期サッカー選手と調査時に腰痛のない発育期サッカー選手を利き足,非利き足別で股関節周囲筋の柔軟性を比較し,有痛性腰椎分離症に関連する筋を明らかにすること.対象は,有痛性腰椎分離症サッカー選手49名と調査時に腰痛のないサッカー選手42名とした.調査項目は属性,分離椎弓高位と片側か両側か,利き足・非利き足の股関節周囲筋(ハムストリングス,大腿四頭筋,腸腰筋)の柔軟性とした.各筋の柔軟性は,当院独自の方法で評価し,ロジスティック回帰分析を用い,有痛性腰椎分離症に関連する股関節周囲筋を分析した.非利き足の腸腰筋の柔軟性低下が,最も有痛性腰椎分離症に関連していた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390854717750434944
  • DOI
    10.34473/jossm.42.1_32
  • ISSN
    24355828
    13408577
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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