がんゲノム医療コーディネーターがつなぐがんゲノム医療と遺伝医療

  • 田路 紗和子
    兵庫県立がんセンター ゲノム医療・臨床試験センター

書誌事項

タイトル別名
  • The role of cancer genome medical coordinators as mediators between cancer genomic and genetic medicine

説明

<p> がん遺伝子パネル検査は,体細胞バリアントに基づく治療を探索することが主目的である一方で,生殖細胞系列バリアントが検出される可能性があるため,生殖細胞系列バリアントを有することが示唆された場合,遺伝医療へ適切かつスムーズに移行できる体制整備が重要である.兵庫県立がんセンター(以下,当院)ではがんゲノム医療コーディネーターが検査の説明だけではなく,がんゲノム医療と遺伝医療をつなぐ橋渡しの役割も担っている.本稿では,がんゲノム医療と遺伝医療をつなぐことの重要性,課題について述べ,当院におけるがんゲノム医療コーディネーター養成のためのプログラムを紹介する.</p>

収録刊行物

  • 遺伝性腫瘍

    遺伝性腫瘍 21 (4), 105-108, 2022-03-31

    一般社団法人 日本遺伝性腫瘍学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390854717761713280
  • DOI
    10.18976/jsht.21.4_105
  • ISSN
    24356808
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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