ダクタイル鋳鉄管の腐食進行度と使用限界年数の関係

  • 依田 貴之
    函館市企業局 上下水道部管路整備室 水道管路設計担当主任技師
  • 船山 明彦
    函館市企業局 上下水道部終末処理場長(前管路整備室計画・管路担当課長)

書誌事項

タイトル別名
  • Relation between the Degree of Corrosion Progress and the Service Limit Years of Ductile Cast Iron Pipes

説明

本市では、故障履歴データを使用したワイブル分布解析により、ダクタイル鋳鉄管の実使用年数を60年と算出している。しかし、この数値は総体的なものであるため、実際に掘り上げた管の経過年数、腐食深さ、土質データを変数とし、クラスター分析を実施することでグループ化を行い、市内における傾向性の把握を試みた。また、経過年数と腐食深さの相関式および平均的な本市の管厚計算条件から土質別、口径別の腐食限界厚、使用限界年数の算出を行い一定の結果を得た。今後は、データの蓄積を行い、地域別土質別使用限界年数の簡易推定を目指す。

収録刊行物

  • 水道協会雑誌

    水道協会雑誌 90 (4), 11-14, 2021-04-01

    公益社団法人 日本水道協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390854717776951296
  • DOI
    10.34566/jwwa.90.4_11
  • ISSN
    24358673
    03710785
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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