妊婦健診における間診の演習による教育効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Educational effects of experiential learning on interviews with pregnant women at the prenatal visit
- -An attempt to use role-playing and a simulation-game-
- ーロールプレイングとシミュレーションゲームを導入して一
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説明
<p>妊婦健診における問診について、妊婦役と看護婦役のロールプレイングと妊婦の不安・心配ごとを探り当てるシミュレーションゲームを組み合わせた演習を試みた。63名の学生から提出されたレポートを資料とし、本演習による学生の学びをKJ法により分析した。</p><p>その結果、看護婦役からの学びは「問診の難しさ」と「不安・心配ごとを把握することの難しさ」、妊婦役からの学びは「妊婦に不快感を感じさせる可能性がある」と「妊婦は話しにくい気持ちをもっている」、全体を通しての学びは、「妊婦の不安・心配ごとの特徴」「不安・心配ごとを把握する方法」「看護者としての能力向上のために必要なこと」「問診の意義」が抽出された。</p><p>本演習は、問診で得られた情報を活用し、妊婦とのコミュニケーションを通じて妊婦の看護の必要性を見つける体験をさせることができ、今後の学習への強い動機づけになったことが伺われた。</p>
収録刊行物
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- 日本看護学教育学会誌
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日本看護学教育学会誌 10 (1), 31-40, 2000-07-01
一般社団法人 日本看護学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390854717781969536
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- ISSN
- 24366595
- 09167536
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可