中学校理科授業でのタブレットPCの利用に関する生徒の経験と意識

書誌事項

タイトル別名
  • Students’ Experiences and awareness about use of the tablet PC in lower secondary school science class
  • チュウガッコウ リカ ジュギョウ デノ タブレットPC ノ リヨウ ニ カンスル セイト ノ ケイケン ト イシキ

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説明

本研究では,これまでの中学校理科授業でタブレットPC(iPad)を利用してきた中学校第1学年を対象として,その利用に関する経験と意識(役に立った経験と苦労した経験の有無とその内容,今後も利用したいか否かの程度とその内容)の実態を明らかにすることを目的とした。評定尺度法と自由記述法を組み合わせた質問紙調査を実施し,得られた結果について量的分析と計量テキスト分析を行った。その結果,97.1%の生徒が役に立った経験を有していたことが明らかとなり,内容の特徴として10個のクラスターが見出された。また,苦労した経験を有していた生徒が47.4%,概ね問題なく利用できた生徒が45.2%であり,それぞれ同程度存在することが明らかとなり,苦労した内容の特徴として12 個のクラスターが見出された。さらに, 94.8%の生徒が,これからも理科授業でタブレットPC(iPad)を使いたいと考えていたことが明らかとなり,その内容の特徴として12 個のクラスターが見出された。

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