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- 鈴木 裕介
- 福岡大学
書誌事項
- タイトル別名
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- ジテンシャ ウンテンジ ノ ヘルメット チャクヨウ ギムカ ニ ヨル シャカイテキ ヒヨウ ノ サクゲン コウカ ニ カンスル イチ コウサツ
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説明
わが国では2017年5月に自転車活用推進法が施行され、国や地方自治体によって、交通体系の1つとして自転車の活用が推進されている。しかし、自転車の活用が進む中で、自転車事故は無視すべきではない問題である。確かに近年の自転車事故は、交通事故全般の発生件数と同様に減少傾向にあるが、自転車事故の社会的費用は2018年で3,444億円と推定され、自転車事故の発生をいかに抑制していくかという課題とともに、自転車事故の被害をいかに減らしていくかという施策も議論しなくてはならない。そこで本稿は、自転車事故の対策として、海外でも導入事例があり、国内でも導入が検討されている自転車用のヘルメットの着用施策に焦点をあて議論を進める。具体的には18歳以下及び75歳以上の自転車運転者に対し、頭部を保護するヘルメットの着用義務化を行った場合の効果を分析する。そしてヘルメット着用に関する施策のあり方について議論する。
収録刊行物
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- 交通学研究
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交通学研究 64 (0), 115-122, 2021
日本交通学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390854717864952832
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- NII論文ID
- 40022528234
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- NII書誌ID
- AN00084008
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- ISSN
- 24346179
- 03873137
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- NDL書誌ID
- 031368420
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可