理系研究室文化を学ぶブレンデッド型日本語学習のシラバスとコースデザイン

書誌事項

タイトル別名
  • Syllabus and Course Design of Blended Japanese Language Learning for Science Laboratory-based Education
  • リケイ ケンキュウシツ ブンカ ヲ マナブ ブレンデッドガタ ニホンゴ ガクシュウ ノ シラバス ト コース デザイン
  • リケイ ケンキュウシツブンカ オ マナブ ブレンデッドガタ ニホンゴ ガクシュウ ノ シラバス ト コースデザイン

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説明

研究活動を英語で行う理系大学院留学生であっても、研究室で友好的な人間関係を構築し、安定した研究環境を確保するためには一定の日本語能力が必要になってくることがこれまでも指摘されてきた。そこで、研究活動で忙しく日本語学習の時間を十分に確保することが難しい理系大学院留学生を対象とした、オンデマンド授業と同期型オンライン授業を組み合わせたブレンデッド型日本語学習コースの開発に着手し、その核となる教材を2020年度に大阪大学内の理系研究室でのインタビュー調査と理系語彙コーパスの作成等を通して開発した。そして、2021年度には実際に3回にわたり、コースを開講するに至った。本稿では、実地調査結果と理系語彙コーパスをどのようにシラバスとコースデザインに活かしたのかについて述べるとともに、受講生のアクセスログとフォローアップインタビューを通じて、それらが十全に教育的機能を果たしたのかを検証する。

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