四国・吉野川の洪水流を台風下で日本初の航空写真測量を発表した木下論文と「ドル二エDo28」の発見
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- 酒井 祥次
- 元自由学園最高学部キャリア支援室
書誌事項
- タイトル別名
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- Kinoshita’s Paper, Which Published Japan’s First Aerial Photogrammetry of the Flood Currents of the Yoshino
- River in Shikoku under a Typhoon, and the Discovery of Dornier Do28
- 台風下の洪水流に「浮流標識」5000枚を散布した「紙まき隊」の活躍と成果
抄録
自由学園男子部では、産業の勉強に、ニジマスの養殖があり、そのニジマスが斃死し、決算が赤字になったという学業報告を聞き、徳山工業高等専門学校の大成博文教授が考案した、マイクロバブルという装置が、ホタテやカキの養殖に効果があるという論文1を読んで、その実験に立ち会った私は、陸上水槽用の装置を、男子部の池に導入して頂きたい旨の要請を行った。 2001年頃、大成教授が来校され、生徒と共にマイクロバブル装置を、その池に設置・完了後、男子部食堂でご挨拶され、『木下博士は日本の土木工学に航空機撮影の道を拓いた第一人者で、とても尊敬している研究者です。』と話され、木下良作博士(男子部3回生・工学博士)の論文に、関心を持つに至った。2019年、最高学部4年生が卒業研究を日本土木学会で発表し、自由学園として土木学会での発表が44年振りの快挙となり、それを機に、木下論文を紐解き、台風下で、日本で初めて、洪水流の航空機写真測量を行ったことが判明した。そこで私は、それを詳らかにしたいと思い、関係機関に、木下論文を送り、情報を依頼した結果、多数の良い情報が集まったため、この論文の、サビ川防災研究から航空機撮影に至る「はじめに」の要旨を巻頭に掲げ、次に、集まった情報を載せて理解を深め、下に説明を付記する形で、まとめたものである。
収録刊行物
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- 生活大学研究
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生活大学研究 7 (1), 113-122, 2022-05-07
学校法人 自由学園最高学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390854957932808704
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- ISSN
- 21896933
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可