ベンゾフェノン構造を有するエポキシ樹脂と芳香族ジアミンとの 反応による結晶性硬化物の物性
書誌事項
- タイトル別名
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- Properties of the Crystalline Cured Polymers Obtained from Epoxy Resin Having Benzophenone Structure and Aromatic Diamine
説明
<p>ベンゾフェノン構造を有する4, 4’- ジグリシジルオキシベンゾフェノン(DGBP)と4, 4’- ジヒドロキシベンゾフェノン(DHBP)を反応させた場合,結晶性の硬化物を与えることが分かっている。耐熱性の向上を狙いとして,硬化剤成分にDHBP と4, 4’- ジアミノジフェニルスルホン(DDS)の併用を検討した。その結果,DDS の割合が40 wt%まで結晶性の硬化物が得られることを確認した。DDS を40 wt%とした場合のガラス転移温度は186.2 ℃であり,DDS を用いない場合に比べて20.7 ℃高くなった。また,結晶化することにより,熱膨張率および吸水率の低減に加えて熱伝導率が向上した。</p>
収録刊行物
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- ネットワークポリマー論文集
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ネットワークポリマー論文集 43 (2), 50-55, 2022-03-10
合成樹脂工業協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390854979927163520
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- ISSN
- 24342149
- 24333786
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可