大規模火山噴火時における駐機容量制約緩和を考慮した航空機避難モデルの構築

書誌事項

タイトル別名
  • CONSTRUCTION OF AN AIRCRAFT EVACUATION MODEL CONSIDERING THE RELAXATION OF PARKING CAPACITY CONSTRAINTS DURING A LARGE-SCALE VOLCANIC ERUPTION

抄録

<p>我が国における活火山は数多く存在しており,その大規模火山噴火により航空輸送網は甚大な影響を受けることが予想されている.筆者らは先行研究において,大規模火山噴火リスクに対する航空機避難問題を定式化し,各航空機避難時間の総和を最小化する最適化モデルを提案した.しかしこのモデルでは,非常時の駐機容量(空港に駐機できる最大数)の一時的な緩和は考慮しておらず,空港サイドの対応策を評価することができなかった.そこで本研究では駐機容量の緩和を変数に入れた航空機避難モデルの構築を行った.航空機の位置座標については CARATS Open Data から情報を抽出した.航空機の避難先の割り当てと駐機容量の緩和レベルの組み合わせ最適化手法として遺伝的アルゴリズムを用いた.ケーススタディとして桜島の噴火を想定し,分析を行った.</p>

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参考文献 (6)*注記

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